積読を読んではくずし…ツミヤマです。
しばらく更新が止まってしまい申し訳ありませんでした。
また少しずつ更新を再開していきますので何卒よろしくお願いします。
さて今回は、「世界は猫に包まれた…」異色のサバイバルパニック作品をご紹介。
ホークマン/メカルーツ「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」
今回はこちらの作品を深堀りしていきます。
各種情報
「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」は月刊コミックガーデン、MAGCOMIにて2020年から連載されている作品です。
2023年8月現在、単行本は4巻まで刊行されています。
原作担当のホークマン先生は、大﨑崇人名義で「配信勇者
」という作品も手掛けていた方。
作画のメカルーツ先生は、過去につるかめ名義で「雨天の盆栽
」という作品を描かれています。
「雨天の盆栽」も盆栽×女子高生という異色の漫画。何よりこの頃から既に画力の高さはピカイチです。
つるかめを逆から読んでメカルーツ、ふふ、なるほど…!
マッグガーデンつながりのこのお二人のタッグから爆誕したのがこの「ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット」です。
どんな作品?
タイトルの語感からある程度察しがつくかもしれませんが、ソンビものなどによくあるサバイバルホラーの要素に猫を掛け合わせた異色の作品です。
もうこの一枚のインパクトで勝ちでしょ。
この宇宙猫ならぬ地球猫から物語が始まります。
接触感染で人間が猫化する「N・Nウイルス」により、猫に触れた人間が次々と猫化してしまう世界。
この世界で猫から必死に逃げて生き延びる猫好きな人たち…。
展開としては非常にシリアスなのですが、登場人物がみな只者ではない猫好きで、攻撃ができないどころか吸い寄せられるように猫に触りたくなってしまうというのが、よくあるゾンビパニックものと一味違うところですね。
ピンチのシーンにもしっかりした猫うんちくが満載!
彫りの深い男たちが、海外の連続ドラマのような表情とテンションで顔と全く合わないセリフを吐くのがとにかく絵面として面白く、一瞬でのめり込んでしまいます。
猫に捕まったら猫になるだけなのでグロもないのですが、しかし人類滅亡の危機には変わりなく、人間文明が確実に終焉に向かっているディストピアな世界観。
カワイイが詰まっているのに妙にシリアスなストーリーで、出オチでなく楽しませてくれます。
そしてとにかく猫あるあるが詰まっており画面内が猫で盛りだくさんなので、猫漫画としても非常に高い評価です。
猫好きによる猫好きのためのパニックホラー、猫好きでもそうでなくても楽しめる作品です。
無料で読むには?
第1話と最新話のみMAGCOMI公式にて無料で読むことができます。
また、Kindle Unlimitedに加入されている方は、1巻が読み放題の対象となっています。
ニャイト・オブ・ザ・リビングキャットKindle Unlimitedは初回30日無料、セール期間だと月額料金が更に安くなったりすることもありますが、通常の月額980円でも色々な漫画を試し読みしたい方や、実用書など漫画以外の本を読まれる方には圧倒的にお得なので、電子書籍に抵抗のない方はぜひお試ししてみてください。
個人的には長編タイトル「じゃりン子チエ」や「ザ・シェフ」が全巻無料で配信されているのが圧倒的にアド高で…全然やめられません!
気になった方は是非!それではまた!
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