積ん読漫画を読んではくずし…ツミヤマです。
今回は珍しく最新のところからひと作品ご紹介します。
小学館 夜馬裕/外本ケンセイ 厭談夜話
7/12発売の最新タイトルから、「厭談夜話(えんだんよばなし)」を。
表紙からもうヤバーい感じがビリビリと出ていますね。
怪談師として界隈では有名な夜馬裕氏による怪談をコミカライズした作品。
霊的な成分もしっかり押さえつつも、本当に怖いのは人間というのが根底にあるお話が多かったです。
普通のホラー漫画は最後にドン!と怖いシーンが来て、そこで意識が打ち切られるような終わり方をすることが多いですが。
この作品はすべて実話を謳う怪談だけあって、その後の話までちゃんと書かれているのがポイント。
確かに実話の怪談は、それを語る体験者がいないと成立しませんからね…そのあたりが非常にリアルでぞくりとしました。
物語の進行は、表紙に出ている地雷系女子のような風貌の女の子、レイから次々と語られるスタイル。
どの話も読み切りとなっているので単話でもお楽しみいただけます…が。
語られる側の男性が何故か拘束された状態というのがポイント。
何故このような状態になっているのか…?
怪談の前後に少しずつ動いてゆくメインのストーリーからも目が離せません。
どうも服装的には警察官?のようではありますが…謎は深まるばかり。
このあたりも続刊が楽しみな作品です。
私は特に一話目の「女の幽霊」という話がなかなか狂っていて変な汗が出ました。
霊がいるほうがまだマシかもしんない…。
今ならサンデーうぇぶりにて無料で読むこともできますので、まずはお試し。
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気に入っていただけましたら単行本も是非~!
それでは。
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