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夏に読みたいホラー漫画②「フォビア」

マンガ紹介

積ん読漫画を読んではくずし…ツミヤマです。

いやー、暑い、もううんざりです。早く秋になってほしい(早いよ)。

さぁ今回も、夏に読みたいちょっと怖い漫画をご紹介します。

小学館 原克/ゴトウユキコ 「フォビア」

「恐怖症」をテーマとしたオムニバス作品。

人間誰しもが、何らかの恐怖症を持っているものです。

メジャーなものでは高所恐怖症閉所恐怖症集合体恐怖症、など…。

そんな恐怖症を題材として、大きく拡大させてドラマティックに仕上げたのがこの作品。

生命の危機を感じるものに恐怖を感じるのは生物として当たり前のこと。

その根源的恐怖を題材としているのだから、それは怖いに決まっています。

原作は原克玄先生、「るみちゃんの事象」など、シュールなギャグを得意とする方です。

これはかなり意外な才能でした。

作画はゴトウユキコ先生、「36度」「水色の部屋」など、近年では性的かつ少し暗い、生身の人間の湿度ある漫画を描かれる名手。

特に人間の表情が非常によい味を出していてこれが…この漫画に実にマッチしています。

1巻は「隙間」「匂い」「高所」「集合体」「閉所」の5作品。

2巻は「拒絶」「笑顔」「孤独」「長身」「醜形」の5作品。

1巻の方が刺激強め、2巻は若干マイルドな話が多いです。

あらかじめ書いておきますが、虫が苦手な方は閲覧注意!です。

心霊的な恐怖でなく人間的な恐怖をお求めの方にオススメ!

今なら期間限定で「隙間」「匂い」の2話が無料公開となっているので是非お試し下さい(7/25まで)。

今回は原克玄/ゴトウユキコ「フォビア」をご紹介しました。

それでは!

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