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夏に読みたいホラー漫画① 「不安の種*」

マンガ紹介

積ん読漫画を読んではくずし…ツミヤマです。

夏らしい猛暑日が続く時期がやってきましたね。

さぁホラー・怪奇漫画を読もう!ということで、今回ご紹介するのはコチラ。

秋田書店 チャンピオンREDコミックス 中山昌亮 不安の種*(アスタリスク)

これはつい先日の蒸し暑い、雨の日の夜のことでした。

これはホラーを摂取したい気候だぞ(?)、と意気揚々とこのマンガを読んでいた私。

アスタリスクのシリーズ最新5巻までを読み終え、お風呂に入ることにしました。

シャワーで髪を洗っていると突然、背後からドン!と扉を叩く音が聞こえます。

飛び上がって驚きつつも、恐る恐る振り返ると…

スモークのかかった風呂場のドアの前には人影が…!?

なんてことはなく、特に異常はなかったのですが、結局原因はわからず。

やはりこういった作品を読んでいると何かを引き寄せてしまうのでしょうか。

しっかし、すりガラスの向こう側とかカーテンの隙間とか、そういう心理的な不安を掻き立てる場所を的確に突いてくるんですよね、このマンガ。

普段スルーしていたものごとにヤバいナニカが潜んでいるパターンなど、妙な生々しさがあるのが不安の種シリーズのイヤーなところで、しかもそれを放り投げて特に結論もないまま。

話の末尾に毎回地名が書いてあったりもして、それが近所だったりすると、もう。

読者に植え付けられた種は日常生活で発芽するわけですよ…ああ怖い。

4巻のあとがきで、中山昌亮先生は「禍々しいことの数々は作品を通して皆様にお裾分けしています」と語っています。

前述した私の体験も、お裾分けされた種の芽吹きによるものなのでしょうか?

今回はシリーズ最新作「不安の種*」をご紹介しました。

過去シリーズも含めて、たくさんの不安の種があなたに植え付けられる。

閲覧は自己責任にて、何卒。

ちょっと古い動画になりますが、過去に怪奇漫画の紹介動画を作ったのでよかったらこちらも是非。

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